槍の使い手・シチロージを加え、
アヤマロの手の届かない禁足地へと侵入する一行。
そこは、入ったものは
生きては帰れないという
式杜人の洞穴。
緊張した面持ちで水路を進むと、
墜落した戦艦の残骸が
未だその炉心を輝かせ、
その周りに全身を仮面で覆った式杜人と、
彼らの労働力として連れてこられた
農民たちの集落があった。
そこで出会ったホノカという農民の娘。
村を焼かれ家族を野伏せりに殺されたという
彼女の瞳は翳りに満ち…。