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代表作 「青の6号」「フルメタルパニック」「ファイナルファンタジー:アンリミテッド」
「キディ・グレイド」 「戦闘妖精雪風」
1987年株式会社ガイナックス入社。映画「王立宇宙軍オネアミスの翼」の制作に参加。NHKのTVシリーズ「ふしぎの海のナディア」でプロデューサーに就任。ガイナックス退社後、フリーランスを経て、92年9月、新進気鋭のクリエイターらとともに、有限会社ゴンゾ設立、取締役社長に就任。
98年には、日本初のフルデジタルアニメーション「青の6号」をプロデュース。2000年2月に株式会社ゴンゾ・ディジメーション・ホールディング設立と同時に代表取締役社長に就任。
2001年5月、株式会社ゴンゾ・ディジメーション・ホールディング代表取締役会長 兼 エクゼクティブ・プロデューサーに就任。以後現職。現在に至る。
Q1 今、なぜ黒澤作品を、それも「七人の侍」をアニメでやろうと思ったのですか?
A GONZOは常に新しいスタイルの活劇を模索してきたわけですが、「日本人のルーツ、自分たちの血の中にあるもので、何かつくりたい」そう考えたとき、アニメで「侍」モノをやろうと思ったのです。また、「七人の侍」にGONZOならではの3DCGエンターテインメントを加味できれば面白いかなと考えていたときに、丁度、別の人からも「SAMURAI 7」の話を持ちかけられて、めぐり合わせのようなものを感じたからというのも理由の一つです。
Q2 この作品は黒澤映画がベースになっていますが、村濱さんは映画はよく見る方ですか?また、お好きな映画監督、役者、オススメの1本などを教えてください。
A 今(2004年3月現在)注目しているのは、ロバート・ロドリゲス監督の「レジェンド・オブ・メキシコ」です。この作品は「男の友情」とか、「強い勢力に立ち向かう」とか、勧善懲悪的で、これは「SAMURAI 7」にも通ずるところのあるテーマですね。
Q3 カッティングエッジのGONZOらしさを、土臭ささえ感じる黒澤作品の中に、どのように反映させていこうとお考えですか?
A 原作は白黒の映画で、「SAMURAI 7」はTVシリーズ26話のハイブリッド・フルデジタル・モーションピクチャーですから、もう、まったくメディアも違うし、時代も違うので、難しいのですが、原作の「魂」とか「テーマ」の部分の素晴らしさを、表現方法は変わっていますが、再現したいなと思っています。 あとは26本のTVシリーズにすることによって、キャラクターを掘り下げることが出来たので、そこをうまく生かしたいと思っています。映画では深く描かれなかったキャラもいるので、そのキャラがなぜ村を救うために集まったかを描ければ、より楽しんでいただけるかなと思っています。
Q4 特に今回新たに堀り下げたキャラとは誰ですか?
A メインのカンベエ、カツシロウ、キクチヨは原作よりも相当掘り下げました。どちらかと言うと目立たないヘイハチ、シチロージなども今回はかなり描いています。あと、キュウゾウも映画の方ではバックボーンとかは描かれていないのですが、今回はバックボーンとかも描いてみようかなと考えています。
Q5 「SAMURAI 7」をどのような作品にしたいと考えていますか?
原作にはないけれど、特に入れたかった要素について教えてください。
A 周囲に聞いてみますと、10代、20代の人っていうのは、原作映画を意外と見ていないようです。アニメの「SAMURAI 7」を見て、「面白いなあ」と、「原作の『七人の侍』ってどういう作品だろう」と、興味を持ってもらえて、世界の映画史に残るような原作にも触れてもらえればと思います。
一方、若い人達に見てもらうには、アニメ的ギミックみたいなのがあった方がいいと思ったので、宇宙での大戦闘シーンや、アニメならではの巨大なもののぶつかり合いなどを、描くようにしました。
Q6 GONZOならではの3DCGはいかがですか?
A 相当、使っていますが、どういう風に使っているかは、本編を見て楽しんでもらいたいですね。第1話の冒頭から、度肝を抜くCGの使い方をしているので、楽しんでいただけるんじゃないかと思います。
Q7 この作品はキャラやメカ、美術設定が相当すごいと聞きましたが、どのあたりが、どのようにすごいのか教えていただけますか?
A 本当に全部凝っているんです。キャラクターも、メカニックも、美術も固まるまで、相当議論を重ねました。特に草なぎ琢仁さんや、小林誠さんは、世界観に実にこだわってくれました。
Q8 ズバリ、この作品の見所をお教えください。
A 冒頭の大スペクタクルシーンから、最後まで見所満載ですが、原作を見た人は「ああ、ここをこういう風に翻案したのかあ」と意外性を楽しんでもらえればいいですね。また、原作の映画を見たことがない人や、、時代劇があまり好きでない人にも楽しめるようにつくってあります。 一方、映像に関して言うと、かなり力をいれているので、派手やかに感じると思います。特に第1話は絶対に見逃さないで欲しいですね。
Q9 放送を楽しみに待っている人たちへのメッセージをお願いします。
A 現在バリバリと制作中です。かなり気合を入れて作っているので、是非楽しみに待っていてください!
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